電気ブラン

 

昨日はサークルの先輩・後輩と下北沢で飲みました。先輩は約1年ぶりに会ったのに全然久しぶり感はないし、後輩も相変わらずいい子で…なんて言うと偉そうですけど。とっても楽しかったです。解散して2人で先輩の家に泊まるとのことだったので、タクシーに乗って帰っていきました。下北から先輩の家まで電車は使うけど全然遠くないのに。先輩リッチだな〜。そして飲み代は私も普通に出す気でいたのに、ご馳走になってしまいました。ありがとうございます〜。

 

そのあと、ぴょんさんと合流して下北沢に行くたびに気になっていたキネマ倶楽部というバーに行きました。なんとなく入りづらい感じの外観だったので、いつも入れなかったんですけど、入ってみたらそんなことなくて気さくに話してくれるマスターでした。終電も近いし、アマレットジンジャーをサクッと飲んで帰ろうと思っていたのですが、もう少し話したくてもう1杯飲むことにしました。11年前に読んだ森見登美彦の「夜は短し歩けよ乙女」という小説に偽電気ブランを飲むシーンがあって、それからずっと電気ブランってどんな感じなのかな〜と思っていたので頼んでみました。いや〜もうただの酒!いやお酒頼んでいるから当たり前なんですけど、ハーブだかなんだかよく分かりませんが喉にくる変な清涼感とか苦味だとかでウェ〜って顔をして飲んでいたらマスターがお水を出してくれたのでお水を飲みつつ飲んでいました。電気ブランはショットグラスより少し大きいくらいのグラスにストレートで出されました。飲みきってさて帰るかと思ったら、動けなくて。とりあえずお手洗い行ったらもう条件反射的に胃の中のものが出てしまって。そのあと席に戻ってもう一度お水をもらって飲んでいたら、「40度くらいなんだけどなあ」って。いやいや、そんなに強いのストレートで飲めるほど私お酒に強くないし、電気ブランってそんなだったの!?って驚きました。ぴょんさんが帰れる?帰ろ?と言ってくれたのですが、動けなくてひとまずまたお手洗いに。もう吐けなくて、でも動けなくて。外から大丈夫?と色んな人から声を掛けられていたのはわかったんですけど、出れませんでした。ようやく立ち上がって、ぴょんさんがお会計を済ませてくれていて立って待ってくれていたのですが、もう立つこともやっとだったので別に抱きつきたい訳ではなかったけど人前で抱きつくことに。だって立っていられなかったんですもん…。マスターやお客さんにはご迷惑をおかけしました、もう電気ブラン飲まないです…。そのお店、2階にあったので階段を降りなければいけなかったんですけど、階段で座り込んでしまって、気持ち悪くなってしまって。とりあえず私のバッグからビニール袋出してとお願いしてまたウゲーってなってました。だいぶスッキリしたんですけど、歩いてもフラフラで、ぴょんさんに支えてもらいながらタクシーに乗って家に帰りました。家の前で座りたかったんですけど、ぴょんさんにとりあえず家入ろうと言われて頑張って3階まであがって部屋入って即ベッドに倒れこみました。ぴょんさんに嫌いになった?嫌いにならないで〜とかワーワー呻いていたと思いますけど、大丈夫だよ大丈夫だよと言われ眠りに落ちてました。

 

次の日、というか今日は早番だったので、行けるかとても心配していたのですが、もう全て出してしまったので二日酔いにならなかったのが唯一の救いでした。ぴょんさんごめんよ、ありがとう…。

 

多分胃液とかそういったもののせいでちょっと喉が痛いですが、頑張って明るく接客してます。さっきも書いたように二日酔いは全くないので。

 

ちょっと変な、というかこっちは全く悪くない完全なるお客様都合のクレームみたいなものを受けました。私もお店側も何も悪くないし謝る必要ないなと思って謝りませんでしたけど。色んな人がいますよね。一緒に入っていたスタッフも、こっちが謝る必要はなにもないんだからそれで正解!って言ってくれたのでよかったです。

 

いま、ネットショッピングした会社から◯◯な事情で◯◯はできませんでした、申し訳ありません、みたいな、買ったものには全く影響がないのに丁寧なメールが届いて、丁寧さに思わず感動してしまい、ご丁寧な対応ありがとうございました、と思わず電話をしてしまいました。いま自分が接客業のバイトをしているので、丁寧な対応をされると見習わなきゃ!みたいな気持ちになります…。

 

昨日ぴょんさんいなくて1人でバーに行って電気ブラン飲んでたらどうなっていたんだろう…。恐ろしい…。

 

電気ブランからは濃い色の中身の見えにくいビニール袋をバッグにひとつ常備しておくと何かと役に立つことを学びました。ある意味ありがとう、電気ブラン

 

休憩も終わるので、ひとまず終わります。

では。