薄暗い部屋が好きな話です

 

どちらかというと暗い部屋が好き。

暗い部屋が好きとはいうものの陽はちゃんと入ってほしい。窓際で植物を育てているため。部屋に入る光は遮光カーテンで遮ればいい。

本が読みたいときもあるけど、暗い部屋にいたくて、どちらかというと暗い部屋にいたい欲求の方が強くて最近はすぐ電気を消してしまう。友達に教えてもらった小説も読みたかったけど、暗い方を優先した。とりあえず1章ぶんだけ読んで暗くした。

 

散々暗い方が好きと書いたけど、明け方のだんだんと明るくなってくる空は好きでずっとそのままの明るさでいてほしいといつも思う。

 

最近眠れなくて朝まで起きていることが多いから明け方の空をたくさん見ることができる。好きなものをたくさん見れることは嬉しいことだけど体には良くないことだからなんとも言えない。

 

眠れない日が2週間くらい続いたので睡眠薬を処方してもらった。2mgで足りなかったら1mg足して飲んでくださいとのことなったので、まず2mg飲んだら眠れなかった。なので追加で飲んだら割とすぐに寝てしまった。睡眠薬といっても処方してもらったものは睡眠の導入に作用するタイプのものなので深く眠り続けてしまって起きれないわけではなかった。よかった。けど起きたときに口の中がめちゃくちゃ苦くなってそれが1日続くのが嫌だなあ。

 

こうやって文章を書いていると話が色んな方向に飛んでしまう。人に指摘されたことがあるけど直らないなあ。

 

蜘蛛の巣状にアイデアを出していこう!みたいなのがあると思うんだけど、そんな感じで関連することをどんどん書きたくなっていってしまう。

 

私の文章は面白くない。起承転結がないから。思い浮かんだことをつらつらと書き続けているだけだから。けど誰に向けて発信しているわけでもないし、もし誰かがこれを見つけてくれたら、もし読んでくれたら嬉しいなくらいの気持ち。もし読んでくれたら、なんて厚かましいことを考えるならその人に面白いと思ってもらえるものを書けよと思われるかもしれない、というかいま自分でもそう思った。

 

面白い文章を書ける人は魅力的だと思う。本を読むことが好きだったけど大学に入ってからめっきり読まなくなってしまった。寝ることを優先してしまう。好きな作家挙げて、と言われてもあまりわからない。というか好きなものなに?という質問が苦手。私なにが好きなの?ってなることが多い。「好きなバンドは?」「んー。くるりカッコいいと思うけど今のところハマったのワールズエンド・スーパーノヴァだけだなあ。スカートも今のところCALLくらいしか聞かないなあ。」浅すぎて好きと言っていいのかよくわからない。服も好きだけどインスタを見ればお金をかけてたりブランドをたくさん知ってたりする人はいっぱいいるし、喫茶店も好きだけど有名どころくらいしか行ってないしなあとか。

 

みんなのよくある疑問だと思うんだけど、好きってどこから?ってよく思ってしまう。けど多分それは自分と好きなものに対して自信がないから出てくるのかなとも思う。ちょっとしか知らなくても好きなものは好きって言えるのはその好きなものに対して自信がある証拠だし好きって言える自分にも自信があるんだと思う。

 

結局私は周りの目を気にしてしまってなにもできない。今日、嫌だったことはNIKEの黒い大きめのパーカを着てスキニーに白のエアフォースを履いて、バイトだったから黒のバケハをかぶっていたら下北沢に呼び出されたこと。この格好で下北って、コテコテじゃん、みたいな恥ずかしさがあってちょっと憂鬱だった。別にそういう格好をしてる人を否定するわけではないんだけど、どうしても誰かと違う風にありたいと思ってしまうところがあるので他人から他の人と同一視されてしまうことがあんまり好きではない。こういうことを言う時点でみんなと同じなんだろうけど。

 

結局、特別でありたいと思ったところで他の人たちと考えていることは同じなんだよ。 みんな特別でありたい。私も特別でありたい。