人を利用する

 

人を利用するってどういうことなのでしょうか。最近までよく関わっていた人に、俺を利用しろと言われたことがあります。その人は私の考え方などを変えたかったらしく、その人のような考え方に触れるて変化させることイコール利用という意味で、利用という言葉を使っていたと思うのですが、私にはよく理解できませんでした。

そもそも人って利用されたり利用したりするものなのかがよくわかりません。ビジネスの話になるとそういった考えは出てくるのかもしれませんが、友達関係というものは対等な関係だと思っていたので利用という考え方をしたことがありませんでした。

けど、相手は私を利用しようと思ったから、俺を利用しろと言ったのだと思うのです。確かに利用されていたと思います。詳しくは割愛しますが。相手は私を利用していたので損得出て言えば得をしていたのだと思いますが、私は利用を考えていなかったので、そう考えるとただ損をしたことになります。なります、というか損をしました。利用という言葉を使って結局自分の都合のいいように振舞っていたのだと思います。私も同じように自己中心的な振る舞いをすればよかったのかもしれませんが、人のことを考えて行動しがちなタイプなのでそれはできませんでした。

多分多いと思うんですよ。なんでこの人こんなに強気に振る舞えるんだろう、みたいな人って。そのような人に対してそう思ってしまう人は自己主張しづらかったり相手を優先しがちな人ではないかと思います、私を含め。私みたいな人が急に横暴に振る舞えるかって言われても出来ないですもん。何でもこうしたいああしたいって言えば楽なのはわかりますが、そういう発言をすることで周りがどう思うかを考えてしまうので出来ないです。

人を利用する発言の人とは割とよく一緒にいたのですが、恐らく今まで生きてきた生活の感じが全く異なる人だったと思うんです。具体的に言うと何なんだろう…中島らもって誰?サブカルってなに?メンヘラってなに?全く漫画読まないや。浅野いにおって誰?といった感じでした。私が言いたいのは、それを知らないから悪いってことではなく、生きてきた中で得てきたものが全く違う人なんだなと感じたということです。私が今まで仲良くなってきた中・高の友達はそんな感じの子も多いのですが、大学に入ってから出来た友達は上に書いたようなことがわかるような、なんとなく考え方とかをわかってくれるよね〜(勝手にそう感じていただけかもしれませんが)って子が多かったような気がします。中・高での生活の仕方と大学での生活の仕方、おそらく私の性格や振る舞い方なども変化したため出来た友達の雰囲気も違うのだとは思います。念のため言っておきますが、どちらの友達がいいとか、そういうのは断じてありません。みんな大切です。中・高ともう昔からの友達になってきたのに、しかもなかなか会えていないのに未だに誕生日を覚えていてくれる子がいて連絡をくれて、驚きもしましたし、とても嬉しくなりました。私も友達は大切にしたいなと思いました。

よく偏差値が10違うと話が合わない、のような割とキツい考えを聞きますが、なんとな〜くわかるな〜と思ってしまった自分がいます。通っていた高校は地方の進学校のようなところで、まあ私はそこで底辺を這いずり回っていたのですが、めちゃくちゃ出来る人は別次元の人のように感じていました。1年生のときかな?超苦手な数学のテストで私が4点、隣の席の人が96点で合わせたら100点だね〜ケラケラと思ったりもしたのですが、そんなこと言ったら鼻で笑われていたと思うので言えませんでした。その方は某有名難関国立大学に進学されていきました。幸多からんことを、なんて言わなくてもきっとすごい道を歩んでいることでしょう。

あと生まれて住んでいた地域は高校に関して言えば公立本命、私立滑り止めの感覚の地域で、私は公立に行ったのですが、弟は勉強あんまり得意じゃないし高校受験どうなることやら…とか、他にも理由はあったんでしょうけど、中学から私立の中高一貫校に行きました。私が受けた私立で中学が出来たばかりで、学校の様子も母親がいいね〜と気に入ったのもありましたね。で、その私が蹴って弟の行った私立は、勉強にも力を入れていましたが、どちらかというと当時はAO入試などに強いタイプの学校で、親もそれを使って大学行けたらいいかもね、と言っていました。私はガリガリ勉強派の高校でしたがあまり成績は良くなく、年配の方からあら、そこに通うなんていい女の子ね〜と言われるような私大に進学しました。弟は中高で部活を頑張って、勉強も答え写しまくっていましたが一応してましたかね。で、結局推薦だったかな?を使って地方の公立大学に進学しました。実際受けたとしたら模試でD,E判定くらいのところに受かりました。それをみた親が、私もその私立に行っていれば違う大学に行けてただろうね〜なんて言ってきました。いや〜まあ私もそう思う部分は少なからずあります。少なくとも模試の成績的には弟よりも10以上偏差値は上でした。弟の成績で地方公立大学だったら、あなただったらどうだっただろうね、なんて笑い話になっています。弟の通っている大学は地方の公立校なのでオープンキャンパスに行ったときに真面目な雰囲気の子が多かったそうで、受かってから友達出来るか不安がっていましたが、SNSで弟の様子を見る限り、たくさんの友達に囲まれ楽しそうに過ごしています。よかったよかった。あと、入学前に英語の授業のレベル分けをするためのテストがあったらしいのですが、勉強に関しては上に書いた通りだったためいちばん下のクラスだったわ〜と笑いながら話してくれました。弟と私、全然違う性格なんですよね。心配性なところは少し似ているかもしれませんが、弟は友達たくさんで明るく過ごしているように見えます。いまだとあ〜よくいる男子大学生だなって感じです。チャラっとした男子大学生は好きではないので、どうかチャラっとしないでくれと願います。まあ弟の生きる道なのでどう生きても自由なんですけど、姉の勝手なお願いです。弟が高校生の時に家族に対しても私に対しても反抗的で、私が帰省してもほとんど話さなかった時期がありました。去年あたりからだいぶ話すようになって、どんな服着たらいいかな?とか髪色どんなのがいいかな?とか聞いてくるようになりました。4つ下なんですけど、弟って可愛いもんだなと思うようになりました。ここまで書いて母親になんとなくそれを伝えたくなって電話しました。弟って可愛いもんだねと伝えたらめちゃくちゃ笑われましたけど。あと引っ越してからの部屋の様子を見せたことがなかったり、母の顔を見ていたことがなかったのでFaceTimeに切り替えて久々に母の顔を見ました。母親は初FaceTimeだったらしく、え、これお母さんの顔見えてるの?恥ずかしい!と言っていましたが、いや、同じような顔じゃんと言ったら確かにそうだねと笑っていました。割と母親似だとは思います。20歳を過ぎたあたりで父親からお母さんの若いときに似てきたと言われたので、多分そうなんだと思います。部屋の様子を見せたら、狭い部屋だけど上手に綺麗に生活してるじゃんとお褒めの言葉をいただきました。でしょ〜って少し得意気になりました。そのまま祖母ともFaceTimeをしたのですが、やっぱり電話は耳にあてるものと思っているので最初耳に当てていましたが、顔をみて話すことができました。2人ともなんとなく嬉しそうだったのでよかったです。

すぐ話が飛んでしまうのが私の悪いクセなのですが、誰に読んでもらいたいとかいうブログではないため許してください…。

そう、偏差値が10違うと話が合わなくなってくる、のような極論について話していたんですよね。で、私もなんとなくそれについてわかるなと思ってしまったってことを書きました。理解してくれるかもなと思った2人に、この話をしてみたらそりゃその傾向はあるよ、と言われ、他にも感じている人はいたのかと思い少々安心しました。10違う人とは話しません、話したくありませ〜ん!なんて、もちろん思いませんし言いませんよ。けど、考えていることが違ったり、いきている間に得てきた知識の分野が違ったりすることはあるな、とは思います。私も全然知らないことたくさんあるので、本を読むなりニュースを見るなりして知見を広げていかなければいけないなと思っています。何の話に強いですか?と聞かれたとしても残念ながら何の話も強くないです…。広く浅く話ができた方がいいのか、特定分野について深い話ができた方がいいのか、どちらがいいのかはよくわかりませんけど。

結局のところ言いたいのは、類は友を呼ぶというような感じで、結局は似たような人と仲良くなったり分かり合えたりするのだなと改めて感じたということです。

今日は晴れているのでシーツを洗濯して外に干そうと思います。ベランダに出ている感じだと暑すぎずに適当に風も吹いていて過ごしやすそうな天気ですね。

夕方からは大好きな大学の友達たちと会うので楽しみです。たまに会っていた子もいますが、1月くらいから会っていない子もいるので、どんな感じかなとは思っていますが、きっと、その子はその子のままな気がします。おっとりしているけど我が道を行くタイプの子です。他の2人も個性が強くて、一緒にいて本当に楽しいです。大学でその子たちに出会えてよかったなあと本当に思っています。みんなそれぞれの場所で働いているけれど、無理せずに穏やかに生活して欲しいなと思います。

昨日余ったクッキーとジャスミンティーでテレビを見ながらティータイムでもするとします。

ではまた。